最終更新日:2006年2月22日

手・指の痛み(腱鞘炎)

【ドケルバン病―手首の腱鞘炎】
親指を伸ばす腱の腱鞘炎のことで、手首の親指側が痛みます。更年期や出産後の女性に多く、手首の使い過ぎが主な原因です。手首を小指側に曲げると痛みが誘発されます。

指を動かす筋肉は前腕にありますが、手首のあたりからはその筋肉は腱となり、終点の指の骨につながっています。この腱は手首のところで腱鞘という「すべりをよくするトンネル」を通りますが、使い過ぎ等のためにこの腱鞘に炎症が生じた場合を「ドケルバン病」と呼びます。

治療は、
①痛みのある動作(赤ちゃんを抱き上げる動作や重い物を持ち上げる動作)を控える、サポーターをつける等の手首の安静

②湿布や軟膏の使用などで様子を見ます。
痛みが強い場合は病院での理学療法や腱鞘炎の部分にステロイドの注射を行うこともあります。
育児に伴うドケルバン病は、前記の治療でほぼ治癒するため手術になることは少ないです。

【バネ指―指の腱鞘炎】
指が曲がるのは、前腕にある指を曲げる筋肉が収縮するからです。
その筋肉が手首のあたりから腱(けん)になり、それが指につながっていて指を曲げます。
指の使い過ぎのために、指の付け根のところで「指を曲げる腱の通り道」(腱鞘)が炎症を起こし狭くなります。
そのために曲げた指が伸びにくくなり引っ掛かった様になることよりバネ指(弾発現象)と言います。また痛みを伴います。

病院での理学療法、ステロイド等の注射で治りますが、なかなか治らずに日常生活に支障を生じている場合は、腱鞘切開術という手術を行う場合があります。

お話を伺ったのは・・・
真崎 友宏(まさき ともひろ)先生
ドクターのクリニック詳細情報
まさき整形外科(医療法人社団慈宏会)
内科一般, 各種健康診断, 各種予防接種

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