最終更新日:2003年6月3日

虫歯の早期発見・早期治療!(シーラント・フッ素塗布の応用)

子供の口に永久歯が生えてくる時期はそれぞれの歯によって異なります。
6歳臼歯と呼ばれている第1大臼歯は名前の通り6歳から7歳頃生えてきます。
その前のところに生えてくる第1小臼歯は11歳から13歳に掛けて生えだしてきます。

実はこれらの歯は生えてきたときから、すでに虫歯の危険にさらされているといっても過言ではありません。
新たに生えてきた大臼歯や小臼歯がなぜそうなるのかを注目してみましょう。

1.大臼歯や小臼歯のかむ面はよく見ると複雑な形をしています。そのために食べ物のカスがたまりやすくなっています。

2.子供にとっては歯磨きが困難な場所です。

3.歯の表面でもっとも硬い部分であるエナメル質は永久歯が生え始めた後も完全にできあがるまでには時間がかかります。

4.最近の子供たちが食べる食品は歯垢(プラーク)が付きやすいといわれている軟らかい食べ物が中心です。 以上のように生え始めた永久歯にとって、口の中には虫歯になりやすい条件が整っているといえるのです。 それがまだ初期の段階であれば、歯のかむ面の溝などにシーラントと呼ばれる物を詰めて防ぐのが効果的です。 この方法は乳歯や生え始めた永久歯の初期の虫歯に対して予防的な効果が期待できます。さらに、3で書いたように、生え始めたばかりの未成熟な永久歯に「フッ素塗布」を繰り返すとで、硬い歯を作ることができます。

生涯にわたって自分の歯で楽しく食事ができるように、こうした虫歯の早期発見・早期治療で永久歯を守れると良いですね。

お話を伺ったのは・・・
浅野 栄之先生
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あさの歯科
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