最終更新日:2012年3月14日
変形性膝関節症(治療)
変形性膝関節症 治療
変形性膝関節症は様々な症状を起こします。
①朝起きたときや長時間椅子に座った後、歩き始めた時の「膝の違和感やつっぱり感」がある
②正座やしゃがみこむ等の動作が苦痛である
③階段の上り下りがつらい
④膝が張っているような、重くだるい感じがする
⑤膝を曲げ伸ばしするとガリガリと音がする
このような症状の対処方法として前回日常できる工夫についてお話しました。
そのポイントは
①ひざへの負担をできるだけ軽くする
②ひざをあたためる
③ひざの周りの筋肉(大腿四頭筋)を鍛える などです。
病院に行く前に試してください。
今回は、病院での治療についてお話いたします。
治療方法は大きく分けて①薬物療法②理学療法③装具療法④手術療法があります。
①薬物療法
薬によって症状を緩和する治療です。また磨り減った軟骨を保護する注射を必要に応じて行います。
②理学療法
理学療法には温熱療法と運動療法があります。温熱療法は、関節炎による痛みをやわらげ、炎症を鎮める効果があります。運動療法は、血行をよくし患部を温めて痛みを軽減させるほか、関節の機能を回復する効果、関節軟骨を再生させる効果やひざの周囲の筋肉のバランスを整える効果があります。
③装具療法
ひざのバランスを整える効果があります。
④手術療法
前記の治療で症状の改善が全く認められない場合には、外科的療法を選択します。
手術にはメリットもあればデメリットもあります。
患者さんの体力、年齢、病気の進行度などすべてのことを考慮の上、患者さんとよく相談し、患者さんに負担にならないような手術方法を決定することが大切です。
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