最終更新日:2006年2月1日

ガングリオン

手の甲に軟骨が出たように硬いしこりができてしまったため病院に行ったところ、ガングリオンと診断されました。手術を勧められましたが他に方法はないのでしょうか?

良性の軟部腫瘍なので、特に痛みのない場合は放置してもかまいません。

ガングリオンは関節や腱鞘(けんしょう)にくっついて発生します。関節の袋である滑膜様(かつまくよう)の膜から形成されていて、この被膜によって覆われた袋状のできもの(腫瘍)です。良性の軟部腫瘍なので、特に痛みのない場合は放置してもかまいません。
 多くの場合、手首や足首、あるいは手背や手掌、足背に症状が現れます。腫れると硬くなり、あたかも軟骨のように感じます。ただし、袋の中身はかなりねっとりとした、透明できれいなゼリー状の液体です。皮膚を通してガングリオンに触れると、ゼリーの詰まった袋とは思えないほど硬いことが多いようです。
 穿刺(せんし:注射器で刺すこと)によりゼリー状の内容が排出されればガングリオンと診断されます。注射器でゼリー状のものを吸い出すと、一時的にガングリオンは消失します。でも、数週間から数ヶ月で元に戻ってしまうことが良くあります。自然に小さくなってしまうこともあります。
痛みがある場合や見た目を気にされる場合、根本的な治療にはやはり手術しかないようです。ただし、ガングリオンは非常に再発が多いことでも有名です。

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