最終更新日:2007年8月13日

あふれる広告はなぜ?

医療機関には広告規制があります。

「でも、駅にはいっぱいクリニックの広告が出ているけど。。。なんで、駅にあふれんばかりの広告を載せているのに、本当に規制があるの?」
と思われるのは当然です。

医療に関する広告は、限定的に認められたもの意外は禁止されているのです。
これは、医療は人の生命・身体にかかわるものだから、不正な広告により患者様を間違って誘導してしまうと、健康に害が及ぶ恐れがあるからです。

また、広告の内容から実際に提供される医療の予測をするには専門的な知識が必要であり、一般の人にはわかりにくいからということも理由に挙げています。

ところが、インターネットでの情報発信については、規制はありません。
各医療機関やドクターが自由に広告できます。
「広告」というと怒られそうですが、自由な「広報活動」ができるのです。
これは、インターネットは患者様が自分の意思で見に来るものだから、広告には当たらない。というのが1997年からの厚生労働省(当時厚生省)の見解です。

ですから、積極的に患者様に必要な情報を届けようという熱意のあるドクターは早くからホームページを持って、患者様向けの情報発信に取り組んでいらっしゃいます。この「いきいきねっと」もそのようなドクターを応援する目的で作られました。

ところが、この説明文の出だしを読んでもなんかぴんと来ないでしょう。
やはり、医療の世界は世間から少しずれているのです。
医療に関する広告は今やインターネットの世界では、東京都が規制に乗り出すぐらい玉石混交の状態です。

でも、患者様がそれにだまされて被害にあったというニュースは多くありません。情報を規制するよりは、適切なルールの下、自由に発信できるようにしてほしいものです。

駅にあふれる看板は、広告規制の賜物です。あそこに掲げられているものは、広告できる内容です。

駅の看板を見てクリニックを選ぶ人0.1%以下です。

トップは口コミ、2番はインターネットです。 患者様の観点を理解していない医療機関が広告代理店を儲けさせるために、駅看板は存在し続けます。

ああ